琴教室

特別な友達ができる?お箏教室の真実!

皆さんは大人になってから新しいお友達ができたことはありますか?また、学校以外のところで知り合った仲良しのお友達はいますか?親や学校のお友達には言えないことを相談したりできる人っていますか?

実は、お琴の教室に通うと、自分の視野も広がるし、学校のお友達とは違う仲良しのお友達ができるんです。では、なぜお琴を習うとお友達ができるのか、その理由を述べていきますね。

お琴教室で特別な友達ができる理由

お琴のような和の習い事は、個人レッスンの場合でもみんなで一緒にいる時間が多いです。前の方や次の方のレッスンを聴いて自分も学んだりということが当たり前になっていますし、みんなで合奏する曲がとても多いです。コロナが出てからは感染対策をとってレッスンも人が重ならないようにしていますが、みんなで会う機会が多いので自然とお話しするようになるんですよね。ではなぜそれだけで悩み相談ができたりするのか、次から具体的に説明しますね。

1.幅広い年代がいる

ピアノや他の習い事とお琴の習い事の大きな違いは、色々な年代の方がいるということです。一般的に他の習い事は、年代ごとにコースが分かれていたり、お子さんだけとかご年配だけとか、ある一定の年代の方しかいなかったりします。でも、お琴の教室には、お子さんから80歳を超える方まで実に幅広い方が通っています。同じ年代の人だけしかいないと経験値も似ていますし、考え方も似ていたりします。でも色々な年代の方がいると、自分が経験していないことや、自分の周りでは聞かない話や流行っているものなど新しいことを知ることができるので、視野が広がり、色々な知識を得ることができます。目上の方や、年下の方への接し方もお話ししている間に身に付きます。

2.色々な職業の人がいる

色々な年代の方が集まるお琴の教室では、さまざまな職業の方がいます。学生さんだったり主婦の方、お勤めをしている方から、第2の人生を楽しんでいる方まで。そうすると、たとえばお仕事で悩んでいる方がその悩みを教室の皆さんに話すと、「それわかる!!私も同じことで悩んだよ〜」と共感してもらえたり、「それはこう考えたらいいんじゃない?」「こうしたら解決するよ!」など色々な視点からアドバイスをもらえるんです。色々な経験をしている人がいるので、悩みを打ち明けても、みんなで励ましたり解決法を探したりしています。私の教室では、暗い顔をして来た生徒さんがいても、レッスンが終わって帰るときには「なんか元気が出ました!」と笑って帰ることが多いんですよ。

3.同年代がたくさんいる

私の教室では20代の生徒さんが一番多いのですが、それぞれ何人かずつ同じ年代の人が通ってくれています。他の年代の人とも仲良くしていますが、お茶をするときも合奏練習をするときも和気藹々と過ごしていて、やはり同じ年代の人同士は楽しそうです。特に学生の生徒さんは同じ歳同士も多くいて、同じ年代だからこその悩みを相談したり、良きライバルとしてお互いに憧れて練習を頑張ったりしています。「〇〇ちゃんは今度何の曲やるんですか?」「同じ曲で合奏したい」とレッスンにも気合が入っていて、それが教室の活気にもつながっています。

4.合奏曲が多い

最初の方にも書きましたが、お琴は合奏する曲がとても多いです。クラブや部活で団体で行動することをやったことがある人はわかると思うのですが、合奏するって実はとても大変なんです。まず自分の練習を頑張らないといけません。自分がつっかえてしまったりまだ上手に弾けないと、みんなの足を引っ張ってしまいます。みんなで一緒に演奏する練習では、周りを感じながら息を合わせて演奏しないと、ずれてしまって素敵な演奏になりません。曲の雰囲気もみんなで同じ気持ちで演奏しないと、バラバラでつまらないものになってしまいます。みんなで良い演奏をしたい、その想いがあるとすごく楽しく演奏をすることができます。そしてその楽しさを知ると、次の曲もみんなで楽しみたい!と強く思うようになるし、うまくいかなかったら悔しくてもっと練習するようになります。そうしているうちに、演奏の時だけでなく、普段のレッスンの時から楽しい雰囲気になって、自然と仲良くなるんです。

まとめ

お琴の教室で特別なお友達ができる理由をまとめてみました。私の教室に通って来ている方は皆さん、優しくて良い方ばかりです。社交的で、新しく入った方にも年齢に関係なく、親しみを持って積極的に話しかけてくださいます。そしてレッスンの合間には近況報告をしたり、悩みを相談したりと、良い関係を築いています。身近な人に相談できなかったり、新しい分野のお友達が欲しい方、ぜひお琴教室で素敵なお友達を作ってみませんか。

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