琴について 琴教室

知っておくと安心。お琴教室のマナー

7月に入って感染者が増えてきましたね。どこかに出かける予定をキャンセルする人も多いようです。そんな中、おうち時間の楽しみにとか、おうちでできる趣味を持ちたいとお琴を習い始める方が増えています。私の教室も体験レッスンのお問い合わせが続いています。体験される方に伺うと、一度習ったことがある方も多いのですが、ずっと興味があったけどなかなか踏み出せなかったという方もいらっしゃいます。理由としては、「先生が怖そう」「お琴のような和の習い事ってマナーが厳しそう」「お琴の世界のこと何も知らないからちょっと心配」「すごくお金がかかりそう」などがあります。わからなさすぎることって確かに飛び込むのが怖いですよね。今回は中でもお琴教室のマナーについてまとめてみました。

お琴教室のマナー

お琴教室のような日本の伝統的な習い事って、マナーが細かくて厳しそう。そんなイメージを持っている方が多いようです。でも、音楽教室で当たり前に行われている、ごく一般的なことの方が多いのでそんなに心配しなくても大丈夫です。塾や英語教室などと違って習い事は、礼儀を重んじるところが多いです。「先生に教えていただく」「通わせていただく」というような、先生を敬う気持ちや他の人を気遣うことが大切にされていて、それがマナーという形になっています。

1.あいさつ

挨拶は全ての基本という概念は習い事だけではありませんが、特に和の習い事では「礼に始まり礼に終わる」として大切にされています。レッスンが始まる時は「」よろしくお願いします」終わったら「ありがとうございました」はっきりと気持ちを込めてあいさつしましょう。しっかりみてくださる先生でしたら、声の調子で体調や精神的なことなどがわかるので、その日のレッスンのペースや内容を組み立てていたりします。

2.服装

基本的にどの習い事でも、裸足はだめです。そもそも裸足でよそのお宅に上がらないということは一般常識ですよね。ましてや和室に裸足で入ることは絶対NGです!先生のお宅に入ったら玄関で靴下を履きましょう。また、ジーパンやデニムもNGとされています。ジーパンは作業着だったので、先生に教えていただくのに失礼だからと習いました。大学の時、男性はみんなレッスンの時だけ履き替えていたほど守られていることです。でもおそらく、ほとんど正座でレッスンを受けるお琴のような和の習い事では、生地が厚く伸縮性もないジーパンはとても痺れやすく、足に良くないからという配慮ではないかと思います。女性は短すぎるスカートや胸元が開きすぎる服も避けましょう。座ってみたら思ったより短くなってしまったという場合は、ハンカチなどをひざにかけるとよいですよ。

3.アクセサリー

これは先生によると思いますが、レッスンで先生の楽器をお借りする場合は、楽器を傷つけてしまうことを避けるために、重みがあったり大きめのアクセサリーは外した方が無難です。時計は外すのがマナーです。小さなものや体から離れないようなものは大丈夫です。

4.謝礼

レッスン料は新札でお渡しするのが一般的です。どんなお金でも価値は変わらないのですが、教えていただく先生への敬意を表す「謝礼」という考えから、新札を用意するのがマナーとなっています。もちろんお釣りはNG!毎回きちんとその金額を用意しましょう。いまはそこまで厳しくする教室も減ってきているとは思いますが、クシャクシャよりは綺麗なお札の方がお礼の気持ちが良いのはたしかですね。もし用意できなかったら、なるべく綺麗なものを選んでお渡ししましょう。また、演奏会やお免状をとったときなどに謝礼をお渡しする場合もありますので、その都度伺ってみてください。

5.時間

レッスンの時間に遅刻するのはダメというのはあたりまえですが、早すぎないようにするのもマナーです。小学生の頃、ピアノのレッスンで10分近く早くついてしまった時があったんです。遅刻はダメだけど早いぶんにはいいのかなと思ってそのまま入ったら「この時間はあなたのものじゃない!」と怒られました。それからは早くついても外で時間になるまで待つようにしましたが、じぶんの時間までは他の方の時間なんですよね。時間の大切さの一つの考え方を教わった出来事でした。お琴の場合は他の方のレッスンを聴きましょうという先生も多いので、他の生徒さんに確認してみると良いと思います。

6.お休み

レッスン当日に急に体調を崩してお休みしたり、予定がずれてしまってお休みすることってありますよね。その場合、その日まで先生はその時間を空けてくださっているので、レッスンを受けていなくてもレッスン料をお支払いします。生徒さんの都合であっても条件ありでレッスンを振り替えてくださる先生が増えていますので、入会した時に先生に伺ってみてくださいね。

まとめ

いかがでしたか。一般常識として当たり前なこともありますが、基本的にマナーは「人を大切に思う」ことだってわかれば、そこまで大変なことはないと思います。世の中があまりそういうことを気にしなくなってきていますが、習い事の中で昔からある「先生を敬う」ことを身につけて、他の機会に「誰かを思う」ことが自然にできるようになったら素敵な女性になれると思いませんか。

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