琴について

自粛に疲れた今こそ、お箏を習いましょう!

先日は地元にある素敵な古民家で、動画の撮影をしてきました。久しぶりに他の奏者の方とお会いして合奏をしたのですが、やっぱりお箏と尺八の音色はいいな〜、癒されるな〜としみじみ思いました。

昨年は、新型コロナウイルスの影響で人に会うことが難しくなって、お仕事がリモートになったり学校がオンライン授業になったりで、おうちにいる時間が増えた方が多いと思います。教室では、しばらくの間オンラインレッスンに切り替える生徒さんも何人かいました。そんな中で、新しくお教室に通ってくださる方が増えたんです。

自粛生活が続く中、お仕事をしている方はリモートワークで自宅から出ないか、仕事場と自宅の往復だけ。オンライン化の影響で出社した時のお仕事が集中してしまって、コロナ前よりも大変になってしまった方もいますが、帰りにどこかで疲れを取りたくても飲食店はもう閉まっているし、帰っても誰とも話さない。逆にリモートで時間が出来た人は、持て余してしまって何をしたらいいのかわからない、そんな毎日を送っている方が多いですよね。

でも、教室に来てくれる生徒さんは、皆、お箏を弾くと気持ちが紛れたと皆さん話してくれたんです。色々考えてしまって憂鬱になっていた時も、お箏を弾いたらその優しい音色に癒されて、頑張ろうという気持ちになれたという方もいました。また、小学生の生徒さんも、小学校が休校になってお友達と会えなかったけど、お箏を弾ける時間が増えたからそんなに寂しくなかったと話してくれました。

「お箏を習っていて本当に良かった!」

これは去年、生徒さんから一番言われたことです。

今までは生徒さんからお教室の感想などはあまり聞かなかったのですが、去年は「先生に会うと元気になります。」「いっぱい笑うのでレッスンに来ると楽しいです。」「お箏を弾くと癒されます。」という声をいただいて、大変な時に必要としてくれているのが本当に嬉しいし、お箏をやっていて良かったと心から思うことが増えました。

そして、コロナ禍にもかかわらず、入会してくださった方は皆さん、おうち時間が増えたから何か始めてみようと思ったそうです。なんでお箏を選んだのか聞いてみたところ、新型コロナの対策などでお仕事もどんどん変わってその対応に追われている毎日で、誰かとご飯を食べに行ってストレスを発散することもできなくて、じゃあその代わりに癒してくれるものを探そうと思って、YouTubeやネットなどで色々調べているうちに、お箏の演奏をきいて、自分もやってみたくなったそうです。

お箏は、木そのものの持っている音と職人さんの技が融合して、温かくて美しい音色が出ます。自然の音って癒されますよね。お琴1面1面、音色が違って、華やかな音だったり、キラキラした音だったり、柔らかい優しい音だったりします。

楽器によっては音を出すだけでも大変だったり、最初は綺麗な音が出なかったりしますが、お箏の良いところは、ただ音を鳴らすだけでも、上手に弾けなくても、ちゃんと綺麗な音が出て、自分の音を聞くだけでも癒されてしまうんです。

新しく入ってくれた生徒さんも、楽しいし癒されるしもっと早く始めれば良かったと言ってくれて、嬉しい限りです。

そしてずっと通ってくださっている生徒さんも、「私にとってお箏のレッスンは必要不可欠だから、これは不要不急の外出ではないです!」と言ってくれます。私の教室に来てくださっている生徒さんは遠方の方が多く、片道2時間かけて通ってくださる方もいます。でも思えば、新型コロナウイルスが出てくる前から、どんなにお仕事が大変で疲れていても、予定が詰まっていて練習時間が取れなくても、皆さん頑張って教室に通ってくれていました。いつもありがたいと思っていましたが、去年は特に、皆さんと会えて、お箏を一緒に弾けて、色々な想いを聞けて、私の方こそいっぱいパワーをもらっていました。

今後はワクチンも摂取できるようになって、今よりは良くなっていくと思いますが、忙しくて大変な時こそお箏を弾いて、癒しの時間を持てる人が一人でも増えたらいいなと思います。

そして去年ずっとお仕事が忙しすぎてお休みしていた生徒さんが、明日から再開です!久しぶりのレッスンを楽しんでもらえるように頑張りたいと思います(^-^)

 

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