こんばんは。今日はスッキリ青空が広がりましたが、寒かったですね!
今日は今年最初のレッスン日でした。一人目は小学生の女の子。駅から歩いてきて手が氷のように冷たくなってしまっていたので、温めてから始めようと思ったのですが、早く弾きたいという感じで、すぐに座ってお琴に触りだしました。12月半ばに「紅蓮華」を弾きたいと希望して練習を始め、今日で3回目のレッスン。小学生にとってはリズムが難しくてすごく苦労していますが、お正月も休まず練習したとのことで、すごく上手になっていました!彼女の上達の速さにはいつも驚かされますが、真面目に練習しているからこそだと思います。わからないことは積極的に質問してくれますし、本当にお琴が好きで熱心に取り組んでくれています。「紅蓮華」は合奏のアレンジになっているので、何人かの生徒さんが一緒に弾いてくれることになりました。みんな、合奏できる日を楽しみに待っています。
そして、もう1組、今度は体験の方がきてくださいました。小学生の女の子とお母さん。教室に入ると目の前にお琴があるので、やはりすぐ座って弾き始めました。あまりにすんなりと始めたので「触ったことあるの?」と聞いたら、小学校の音楽の授業で1度だけ弾いたことがあるとのことでした。
義務教育の中で必ず和楽器に触れなければいけないという法律があるので、大体小学生か中学生でお琴の音楽を聴いたり、何かしらの和楽器の体験をします。私も毎年学校公演に行って小学生に体験してもらいますが、色々なところで演奏していると、小学生のお子さんが「学校で触った」と話しかけてくれることが多いです。
小学生の体験ではいつも「さくらさくら」を弾いてもらうのですが、彼女は1度体験しているのと、ピアノを習っているとのことで、あっという間に弾けてしまいました。そこでお琴の奏法が色々入った、ちょっと難しいバージョンの楽譜を出して弾いてもらったら、「もう1回」「もう1回」と何度もチャレンジして、これもクリア。私も楽しくなってしまって、大好きだという「紅蓮華」のメロディを教えてみました。間違えても私が弾くのをじっと見て「そっか!」とすぐ直したりして、さすが小学生!吸収が早く、聞いていてわかるくらいまで弾けるようになりました。若いってすばらしいですね!体験は30分の予定でしたが、1時間近く熱心に弾いてくれました。
最後に、ピアノで習っている曲でお琴の楽譜がある曲があったのでそれを演奏したら、目の前まで来てきちんと座って聞いてくれました。終わった後、時計を見て「えっ!もう1時間経ったの?早かった!」とびっくりしていたのが印象的でした。あっという間に時間が経ったと思えるくらい集中して楽しんでもらえたようで、嬉しかったです。
その後、お母さんも体験してくれました。お母さんが準備をしている間も女の子は別のお琴で弾いていて、出来るとちょっと得意げにお母さんを見るのが可愛かったです。お母さんはというと「難しい!」と何度も叫んでいましたが、結構楽しそうに弾いてくれていました。
緊急事態宣言が出て、また外出自粛の要請がありました。今年ももしかしたらおうち時間が増えるかもしれませんが、そんな時だからこそおうちで練習できて楽しめるお琴を始めてみるのも良いかと思います。
教室では、いつでも体験レッスンを受けていただけます。ちょっと興味があるなーとか、お子さんに習い事を探しているけど皆と違うものを習わせたいなーという方、質問などございましたらLINEから気軽にご連絡ください。