琴教室

琴教室の上手な選び方

近年、オリンピック開催の盛り上がりで、日本の伝統文化に興味を持つ方が増えました。お蕎麦屋さんやお寿司屋さんでかかっている音楽は大体お琴の曲が多いですが、流行りのポップスをアレンジした曲が流れていたりして、ますます身近になってきたように思います。また、鬼滅の刃の爆発的なブームなどから、お子さんが日本のものや音楽に触れる機会が出来たりおうち時間が増えて家の中でできる趣味の一つとして、お琴を習おうと思う方が増えています。でも、いざ琴の教室を探そうとすると、どうして良いのか教室の選び方が分からなくて悩む方もいるのではないでしょうか。

そこで今回はお琴を習う前にと題してお琴教室の選び方をご紹介したいと思います。

琴教室の選び方

1、琴教室はどうやって探すの?

昔は琴教室といえば、先生のお宅の前に看板が出ているのが当たり前でわかりやすかったのですが、今は住宅事情もあり看板が出ている教室は少なくなりました。教室の選び方として今一番探しやすいのはやはり、インターネットではないでしょうか。キーワードに「琴(箏)」「教室」を入れて探すと教室の候補が上がってくると思います。そこで一つ選び方のポイントですが、自分が会社帰りに通うのか、休日に通うのかを決めて「地域」までをキーワードに入れることをお勧めします。調べると、大きく分けて先生個人で教えている教室と、カルチャー教室があります。先生個人の教室は時間の融通がきくところが多いようです。一人一人に合った教え方をしてくれたり琴だけでなく色々な話ができたりして関係が深いです。カルチャーは3ヶ月や半年の期間で曜日と時間が決まっているので予定は立てやすいです。個人の先生より手軽な感じで始められると思います。他にも公民館などで開いている教室もあります。いずれにしても教室の選び方としてはご自分の生活スタイルに合ったところで習うのがよいと思います。他にも、実際の演奏会に聞きに行くのもお勧めです。今は難しいかもしれませんがやはりライヴで先生の音楽を聴いてみると、音色や先生の人柄が現れるので決めやすいと思います。気になるなーという教室を見つけたら、まずは体験レッスンにいきましょう。実際に先生に会ってお話しして自分とのフィーリングが合う先生の方がレッスンに通うのが楽しみになります。

2、琴には流派がある

一口に「琴」と言っても実は琴には流派というものがあります。大きく分けて「生田流」「山田流」という2つの流派があります。流派によって演奏する曲や演奏スタイルなどが違い、流派の中でもまたそれぞれに会や派があります。教室の選び方の一つとして、流派の違いを調べるのもお勧めです。最初についた先生の流派にそのまま所属するので、思っていたのと違うなーとならないように、どういう感じの曲が弾きたいのかある程度自分のイメージを持っておくとよいでしょう。

生田流

江戸時代に京都で活躍した生田検校の流れを組む流派です。指にはめる爪の形が四角いのが特徴で、琴に対して斜めに座ります。古典などの歌物に加え、技巧的な器楽曲が多いです。

山田流

京都で流行った生田流に対し、江戸で広まったのが山田流です。江戸っ子が好きな浄瑠璃を取り入れた、語り口調の歌物が多いです。その力強い歌を支えるために爪の形が丸く厚いものになっていて、琴に対して正面に座ります。

流派に関わらず、主に古典の歌物教えている先生、現代曲から知っている曲まで自由に選べる先生、先生が所属する会の曲を中心に弾いている先生など、その先生によって演奏できる曲がかなり違ったりしますので、どういう曲を習うのかも最初に伺ってみるとよいでしょう。

3,琴教室の月謝ってどのくらい?

なんとなく敷居が高い伝統芸能の習い事は、月謝も高いイメージを持つかもしれませんが、意外と他の習い事と変わりません。大人で1ヶ月大体7,000円から11,000円くらいで、子供で5,000円から8,000円が相場です。有名な先生はもっと高いです。カルチャーは3ヶ月で50,000円ほどとなります。さらに月謝以外にかかる費用があります。始める際には①入会金、②自分のお爪(5,000~10,000円程度)③教則本(600~1,300円程度)がかかります。さらに演奏会の会費、お免状料、楽器のレンタル料や演奏会等の着物代も必要となってきます。自分の楽器を買いたいとなったら10万くらいからとなるでしょう。

琴教室を選ぶにあたって

いかがでしたか?選び方はいろいろありますが、まずは一度教室に足を運んで、先生とお話しして教室の雰囲気を見てみてください。芸事を極めたいという人なら厳しい先生の方が切磋琢磨してどんどん技術も人間性も向上していくかもしれません。毎日の癒しに楽しくできたらいいという人なら優しい先生の方が和気藹々と長くできるかもしれません。自分のタイプと好きな先生を選ぶことが大切です。そして、費用や曲の進め方など気になることは事前に先生に確認してみましょう。

私の琴教室では楽しみながらもわかりやすく、来るたびに必ず上達できるように教えています。体験レッスンも平日と日曜日に随時行なっています。まずは一歩踏み込んで、ぜひ琴の素敵な音色をご自身で奏でてみてください。お子さんとお母さんの親子でも、お友達同士でも大丈夫です。楽しんでなんでも気軽にお問い合わせください。

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