お子さんの習い事、何を選んだらいいか迷いますよね。
ピアノ、水泳、英語、ダンス…今の時代、選択肢が多すぎて、
「結局うちの子に合うのは何だろう?」と悩まれている保護者の方も多いはず。
そんな中で、ちょっと意外かもしれませんが、“箏(こと)”を選択肢に入れてみてはいかがでしょうか?
「えっ、箏ってあの和楽器?ちょっと古くさいんじゃ…?」
そんなイメージを持たれがちですが、実は今、見直されつつある習い事なんです。
この記事では、「なぜ今、子どもの習い事に“箏”がぴったりなのか?」その理由を5つご紹介します。
1. 協調性が身につく:みんなで一つの音楽を作る喜び
箏は一人で演奏することもありますが、発表会や合奏の機会もたくさんあります。
みんなで息を合わせて一つの曲を完成させるには、「音を聴く力」や「タイミングを合わせる力」がとても大切。
「自分の音だけが良ければいい」という考えではうまくいきません。
周りの音に耳を傾け、自分の音の役割を考える中で、自然と協調性やチームワークの大切さを学べるのです。
学校生活や将来の社会生活でも欠かせないこの力。
小さいうちから、音楽を通して楽しく身につけられるって、ちょっと素敵だと思いませんか?
2. 先を読む力が育つ:心でカウントする習慣
箏の演奏では「次の音」「次のフレーズ」を頭の中で想像しながら指を動かします。
しかも、楽譜は縦書きで、ピアノのように目で追うだけでは弾けません。
指の動きと頭の中のイメージを一致させることで、**“先を読む力”や“集中力”**が育ちます。
これは、学習面や日常生活でも役立つ力。
「次に何をすべきか」「どうすれば上手くいくか」を自然と考えられるようになるのです。
3. 心が強くなる:失敗を乗り越える経験の連続
「間違えたらどうしよう…」
子どもたちは、失敗にとても敏感です。
でも箏の練習では、「最初から完璧にできる」なんてことはありません。
むしろ、何度も何度もつまずいて、それでも弾き続けることで上達していきます。
失敗しても、「あ、また弾けばいいんだ」「次はもうちょっと上手くいくかも」と思えるようになると、自然と心が強くなり、前向きな気持ちが育ちます。
舞台での演奏や発表会を経験すると、度胸もつきますよ!
4. 感性が豊かになる:音で表現する楽しさ
箏はただ音を出すだけではありません。
優しく弾けばやわらかい音、強く弾けば迫力ある音が出せる楽器です。
この“音の表情”を、自分の指で自由に表現できるからこそ、「表現するって楽しい!」
「想像を実現するって面白い!」と、心の中の気持ちや想いを外に出していけるようになり、
子どもたちの感性が大きく育っていきます。
曲の中に季節や風景が描かれていたり、人の心の描写と結びついていたり…
まるで絵本を読むように、映像をみているように、音楽を通して想像力が膨らんでいきます。
“美しい音を出したい”という気持ちが育つと、人の気持ちを感じ取る優しさや、豊かな心も自然と身につくだけでなく、
姿勢や所作まで美しくなりますよ。
5. 自己肯定感が上がる:自分にしか出せない音がある
箏には“正解の音”が一つではありません。
その子なりの力加減、タイミング、感情で出す音にはその子だけの個性があるのです。
「なんだか、いい音だったね」
「このフレーズ、すごくキレイに弾けたね」
そんなふうに認めてもらえる経験が、自信につながります。
また、目に見える上達(例えば最初は弾けなかった曲が、3か月後には弾けるようになる)を体感できることで、「自分はできる!」という気持ち=自己肯定感が育ちます。
これは、子どもが将来、どんな道に進んでも、人生を前向きに生きていくうえで大きな力になります。
箏は、子どもたちの「心」を育てる習い事
箏を習うことで得られるのは、音楽の技術だけではありません。
- 協調性
- 先を読む力
- 強い心
- 豊かな感性
- 自己肯定感
これらすべてが、箏を通して楽しく・自然に身につくのです。
「日本の伝統文化を身近に感じてほしい」
「音楽を通して、心の豊かな人に育ってほしい」
そんな想いをお持ちの保護者の方には、箏はまさにぴったりの習い事だと思います。
まだまだ習っている子が少ないからこそ、「珍しくて魅力的な習い事」として注目も集まるはずです。
お子さんの新しい可能性を広げる第一歩として、「箏」を選んでみませんか?
※体験レッスンを行っています。まずは気軽に、音の世界をのぞいてみてくださいね。